1942年3月17日～1994年5月10日

ジョン・ウェイン・ゲイシーは、幼い子どもたちを楽しませるのが大好きな人懐っこい男で、自分の分身であるピエロのポゴに扮して、近所の人たちを招いてパーティーを開いていました。 1978年には、世間のゲイシーに対する認識が一変し、「殺人ピエロ」という不吉なあだ名を付けられることになります。

1964年、ゲーシーが2人の少年を殺害した罪で逮捕され、18ヵ月間刑務所に収監された。 出所後、ゲーシーは離婚し、再出発のためにシカゴに移住することにした。

シカゴでは、建設業を成功させ、教会に通い、再婚し、民主党の管区長としてボランティア活動をしていました。 この間、彼は手の込んだブロックパーティーを開き、地域で確固たる評判を築きました。 ゲイシーは友人、隣人、警察官から尊敬され賞賛されました。

1975年7月、ゲイシーの下で働いていた10代の若者が失踪した。 彼の両親はシカゴ警察にゲイシーを捜査するよう懇願したが、捜査されることはなかった。 心配した両親は、ゲイシーを容疑者として見直すよう求めたが、聞き入れられなかった。 1976年にゲイシーは2度目の離婚をし、自由を得たようだった。 誰にも知られずに当時、ゲイシーは若い男性をレイプして殺すようになり、わずか数年の間に33人を殺害し、そのうちの29人はゲイシーの家の地下（26人は天井裏）で、他の3人は家の地下の別の場所で発見された。

1977年、「ジョン・ウェイン・ゲイシーに誘拐され、性的虐待を受けた」とシカゴ警察に相談した青年がいた。 被害届は出されたが、警察は対応しなかった。 翌年、ゲイシーの建設会社での仕事の話を聞きに行った15歳の少年が殺された。 今度はデスプレインズ警察が関与してゲイシーの自宅を捜索。さらに調査を進めると、指輪は行方不明になっていた10代の少年のものであることがわかり、Gacyが最大30人の殺害を認めたとする目撃者も見つかりました。

1994年5月10日、ジョン・ウェイン・ゲイシーは致死性注射で処刑された。

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ジョン・ウェイン・ゲイシー伝